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■バンディット250 チェーンの張り調整
<使用工具>
・17mmのスパナかメガネレンチ(ホイール(アスクルシャフト)を外す)
・22mmのスパナかメガネレンチ(ホイール(アスクルシャフト)を外す)
・10mmのスパナかメガネレンチ(チェーンアジャスターの固定を緩める)
・スケール
1)アスクルシャフトの固定を緩める
次はホイールをスイングアームに固定しているアスクルシャフトの固定を外します。
これを行って、チェーンの張り調整などを行います。
外す際は、車載工具を用いるのがベストですが、車載工具が積まれていない車両も多いですので、代替工具を利用します。
22mmのスパナはナット側。17mmのスパナはシャフト側で使用します。
固定がかなり固い場合があります。
ナット側にはめた22mmのスパナを手で抑えながらハンマーで叩くか軽く蹴ったりして固定を緩めていきます。
固定が緩んだら17mmのスパナを抑えながら、22mm側を回してナットを緩めます。
2)チェーンアジャスターの固定を緩める
次はチェーンをスプロケットから外すために、チェーンアジャスターの固定を緩めていきます。
僕のバンディットは後期250のスイングアームを利用していますので、使用工具は5mmの六角レンチですが、
前期250の場合は10mm六角ボルトを緩めていきます。10mmのスパナかメガネレンチを使用して緩めてください。
緩めたら、リアホイールを前方方向に押すために、ホイールを蹴ります。
あくまで軽く蹴ってくださいね^^
3)チェーンアジャスターの固定を締めてチェーンの張りを調整する
次は、緩めたチェーンアジャスターボルトを再び締めて、張りを調整します。
後期250スイングアームですと、スイングアーム上に目盛りがあり、これを見ながら5mmの六角ボルトを締めて調整します。
前期だとスイングアーム上には目盛りがありませんので、チェーンアジャスターの六角ナットを締めていき、
出ているネジ部分の長さで張りを調整します。
左右の長さをきっちりスケールで合わせてください。
4)アスクルシャフト固定ネジを締める
チェーンの張り調整が終了したら、アスクルシャフトの固定を締めます。
これ以上は力がいると思う部分まで締めこんだら、力をぐっと加えて締めこみます。
このときの締め付けトルクは、550〜880kg・cmです。