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■バンディット250 キャブレター清掃(組立)

キャブレターの清掃方法を紹介します。

前章までにキャブレターの清掃まで完了しました。次は組み立てです。

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1)ジェットホルダーの組み立て

漬け置きしていたジェットを組み付けます。

以下の写真のように組みつけてください。スタータージェットとメインジェットは形は一緒ですので、

組みつけのときに逆に取り付けないように注意してください。

ネジ穴にはめ込むときは最初からドライバーを使うのではなく、必ず手で締めこみます。

手で締めこんだあとは、マイナスドライバーで少しだけ回して締めこみましょう。

ジェットを組み付けたら次はジェットガスケットを組み付けます。

形が決まっていますので、溝に合うようにはめてください。

4つのジェットホルダーすべて作業してください。

2)ジェットホルダーをキャブレターへ組み付ける

ジェットホルダーの組み立てが終わったら、次はジェットホルダーをキャブレターへ組み付けます。

ジェットホルダーを通す金属の棒があります。金属の棒には溝が彫ってありますので、

抵抗がない位置を探し、ジェットホルダーをはめます。このとき、ジェットホルダーガスケットがジェットホルダーから

外れないように慎重に組み込んでください。

4つのジェットホルダーをキャブレターへ組み付けたら、次はボルトでジェットホルダーを固定します。

丸い筒(スペーサーをはめて、その後に、ボルトで固定します。

3)フロートASSYをキャブレターへ組み付ける

ほこりがつかないように置いておいたフロートASSYをキャブレターへ組み付けます。

キャブレターへ組み付けるときに、ゴムのOリングがかなり固いと思いますが、気合ではめ込んでください。

ねじ込みながらはめるとうまくはまります。

4)チャンパーカバーを取り付ける

次はチャンパーカバーを組み付けます。

ガスケットをあらかじめ外していましたので、ガスケットをチャンパーカバーに取り付けましょう。

カバーはフロートの間にストローを通すような感じで組み付けます。

このとき、ストローがフロートASSYの上を通るように組み付けると、抵抗がありなかなか締まりませんので、

抵抗がないことを確認してふたを取り付けます。

5)チャンパーカバーを固定する

チャンパーカバーを4つすべてはめ込んだら、次はチャンパーカバーの固定ネジを取り付けてチャンパーカバーを固定します。

6)アイドリング調整つまみをキャブレターへ固定する

最後に、キャブレターへアイドリング調整つまみを固定します。

これでキャブレターが組みあがりました。

7)車体へ組み付ける

次は車体に取り付けます。

車体へ組み付けるときは、先にゴムのインシュレーターをエンジンにはめ込んだ状態で行うと楽です。

キャブレターをインシュレーターへ当て、軽く力を入れながら上下に揺らしながらインシュレーターへ固定します。

このとき力が入りすぎて、車体が動かないように注意してください。あくまで軽くです(笑

キャブレターがインシュレーターと完全に組みあがったら、ちゃんとはまっているかを確認しましょう。

下から覗き込むとちゃんとはまっているかが分かります。だいたいですが２・３番がなかなかはまらないです。

8)ワイヤー類の取り付け

スロットルワイヤー及びチョークワイヤーを取り付けます。

写真は使いまわしですが、「外す」ではなく「通す」です。

9)セカンドエアクリーナーの取り付け

セカンドエアクリーナー取り付けのクリップを外したかと思いますが、これを取り付けてください。

9)エアクリーナーBOXを取り付ける

エアクリーナーBOXを取り付けます。

下部にあるホースを先に取り付けた方が楽ですので、先に取り付けておきましょう。

写真は使いまわしですが、「外す」ではなく「取り付ける」です。

ホースを取り付けたらば、次はキャブレターと合体させます。

スポッとはまりますので、手前にずれないようにしっかりはめておきます。

はめたらば、エアクリーナーとキャブレターをネジで締めて固定します。

写真は使いまわしですが、「緩める」ではなく「締め付ける」です。

次はエアクリーナーをフレームに固定します。

左右のネジをハーネス固定バンドと一緒に共締めします。

写真は使いまわしですが、「緩める」ではなく「締め付ける」です。

ここまできたら、あとはタンクを載せるだけですので、タンクを取り付けましょう。

長かったですが、ここまでがキャブレターの清掃手順になります。